まわれアザラシ、棍棒よけて。

公演の宣伝用ブログ 兼 雑記

23歳②

TITLE: 経過報告

CATEGORY: 演劇 

DATE: 11/19/2013 14:01:20

 

川村さんの稽古場、
血は熱くても、無駄に人を頑張らせない、頑張らない。
そういうのすごい。合理的。楽しい。

なにはともあれ、

総実㈿A(川村さんの舞台)
本番が一番楽しみです。
あーちりちりする。

 

〜〜〜〜

前回の記事の追記内容を引き継げば、

 

そんなことをグチグチ言いながら、学校のシステムによって、

「凄い人」にすぐさま出会っているのがちょっと面白い。

 

この人は「凄さを演出しない」「偉ぶらない」「不合理な言動が無い」と言うところが凄かった。少なくとも僕の目からはそう見えた。

マチズモや権力の行使に意識的だった。舞台芸術における演出家の権威の虚飾という傾向からは距離を置こうとしていた。

 

クィアについての演劇を教わった。

関心の対象が明確にあり、勉強家だった。

 

かつ常識家で、言うならば「普通」に「いいこと」「正しいこと」を言う人だった。

演劇も大事だが人生はもっと大事。

就職できたと伝えたら安心したと。

 

稽古場では自信に満ちていて、どっしり座っていた。

話がとてもわかりやすく、指示は簡潔で具体的だった。

機嫌をとることもなく、かといっても無駄に人を遠ざけるところもなかった。

 

もう随分前のことだし、大分物語化しているだろうけれど、そう覚えている。

会えて良かった。忘れないようにしたい。