23歳①
②TITLE: で、リス。
CATEGORY: 思ったこと DATE: 10/25/2013 15:39:13
ひさびさのブログ! ですがっ、
インターネットを解約しちゃったりなんかして、
学校のパソコンで更新しちゃったりなんかする。
あと一年ちょっとで学校のパソコンも使えなくなるしね。
よかった、学生で。
読みたい本も行きたいところもいっぱいあるけど、
お金がない。ので、図書館で借りる。
ちょっと背伸びしつつ、ちょっと私的に読みたいやつ、
高橋源一郎、金井美恵子、多和田葉子、鹿島田真希、カポーティの初期短編とか
純文だけど、読みやすいのばっか、でも楽しみ。
でも、
読みたい本ばっかり読んでたら勉強にならない。
できたら勉強したい、けど、あと一年か。
背伸びで、コルテス借りたけど、よめっかな。
ぜんぜん訳とかポップだから、でも脳が退化してるからな、すす払いすす払い。
(こうやって著者名などを、書き込むことによって、未来の自分に圧力をかけるのです、覚えてるかどうか。未来の俺は、コルテスにどんな印象を持っているんだ、それとも読まずに死んだりする? 俺。)
寿命とか、自分の体が元気でいられる時間について、考えたりする。
無駄に遠くのことを考えて、今をあんまりちゅんとみてなかったりするし、見るだけ見て、なにか「やばいなぁ」みたいなことを言っても、あんまり体を動かさなかったりする。
動かしても、あんまり動いていない感じ、物をみて感動するとか、そういうのが、減ってる気がする。そもそも物をみる機会が減ってる気がする。とすると、やっぱり動いてない? 就活は足だっ!
ああブログ楽しい。最近あまりに文字書いてなさすぎて。
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暗さについて。
基本暗いけど、暗いってなんだろうと思う。
いつもの、たいしたことない、ありがちな悩みで落ち込んで(たいてい悩みでもない)悩み方がまたありがちで、食欲がなかったり、ぬるいシャワーを浴び続けたり、学生ゆえの、仕送りで生活している人特有の、後の人生から考えると途方もなく贅沢であろう、何もしなくていい甘やかされた自由時間に、ぞっとしたり、立ちすくんだり、本を読む気も、音楽を聴く気もしなくなったときでも、
「お願いランキング」とか見てたら、平気になったりする。「お願いランキング」かぁ、バレエ見て元気になる、とか、クラシック聞いて、元気になる、とかそいういう人間だったらよかったのに。でもそうじゃなかったの。
でも、音楽は聞いてて、だいたい一番元気になる。
Youtubeが使えないのが、ほんとに辛い。
いま、学校のパソコンで、エレカシ宮本浩次の声を聴いている。
[宮本浩次のライブ、声ががさがさになっている。がさがさな声って可愛い。体調も少し悪いのかもしれない。でもなんか、上手に歌えてるときとはまた違って、いとおしい。やっぱり音楽はライブなのかもしれない。生きている人が歌ってるのが、可愛い。]
今までとおんなじように、最近も、悩んだり、基本暗かったりするけど、みんなそうなんだろうか、だいたいの人はそうなのかな、でも出力の仕方が違うのかな。そもそもみんな違う人間だから、悩みは似ていても、それぞれ微妙に違うのだろうなぁ、そんなこと考えても意味あんまりないかな。意味のないことは好きだな。意味のないことを安心してできる、時間がほしいな、時間というか、心持だな。山田詠美が、モテないやつは金だけじゃなくて、「時間をけちるやつ。惜しむやつ。」みたいなことを言ってた気がする。そして俺は、時間を異様にけちる。(なにをするわけでもないのに。ほかのケチと一緒で、根拠なく、不平を言ってる。金を墓場に持っていけないのと、同じく、今は今以外使いようがないのに、今を違う形で使う自分を夢想しているのか、無駄なのに。)
さて、暗さとは、私の暗さはおいといて、暗さって、どうよ?
いとおしい暗さ、かわいい暗さ、つつましい暗さ、面白い暗さ。
退屈な暗さ、調子に乗っている暗さ、ありがちだけどありがちなことに気づいていない暗さ、ちょっと視野が狭い感じのする暗さ。
根拠なく明るいときの不安(なぜか、不安がない不安)に対する、有効な暗さ。ようするに、あんまりなにも考えなくていいやー、みたいな、ちょっと不安な状態から目覚めさせてくれる暗さ、とかいろいろあるけど、
暗さって、いろいろなところに充満してて、
ときどき「うえぇ」ってなる。明るいものがみたいのです。
自己表現にありがちな、
文学臭っていうか、
暗い=文学っぽい
暗い=カッコいい
暗い=物事をよく見てる、認識が正しい(正解に近い)
みたいなのは、暗いから=っていうか別の要素によって、そうなるんじゃないかって、
暗いだけじゃ基本ダメだな、って、むしろ明るいほうがましっつーか、(で、アンチとしてすっげー明るいあれ、とか、反知性的なアレ、とか、あったのかもだけれど、)
両方あること、だよね、自然なのは。暗さ、明るさ。
って最近思う。
高橋源一郎の「ニッポンの小説」とか読んで。文学はなぜ暗い? みたいな、問いに接して。
なので、ブログのここまでの文章が、明るいっていうか、けっこう、暗め? 無駄に暗め? ってのが、ちょっとなんかなーって思った。最近劇作にもそう思う。
で、久々にブログして。ブログみて、壁紙、暗っ、黒っ、と思ったので、明るくしました。
あとそれとは別に、劇作とか書くの、恥ずかしかった。というか、先生とかでもないのに、雑感とか所感とか、書くことの恥ずかしさ、みたいなのも、再三書いている通り、かなりきつかったのだけれど、ちょっとなくなってきた。
暗さと同じように、根拠がない、というか、
それより楽しむほうが大事なのだ。基本は。
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しかし、本読むよりも、
たぶん、ゲームしたり、マンガ読むほうが僕は好きなのだ。
でも、そればかりしてたら、よくわからない焦りに襲われる。
本当に幸せな気分になれるのが、マンガとか、ゲームとかなら、なんでそれをしないのか、理由がわからない。
ようするに、スーパーファミコンとかしたい、でもやったら人生終わる気がする。
この葛藤? のんきだけど、
「勉強は辛いのよ」とゼミの先生はいった。
先生は学生時代、先生の先生から勉強に関して、「血を見るんだよ」と、アドバイスもらったそうだ。
「そのときは、ピンとこなかったの、自分の好きなことを勉強するんだから、楽しいに決まってるし、楽しくなきゃってね。
でも最近わかった。やっぱり勉強は辛いし、血を見なきゃダメ、でも血を見るのって、天国なの、血を見るのって楽しいの、そこに行くには血をみないとダメ。血をみて、天国に至るのよ」狭き門みたい。引用とかしないけど「狭き門より天国に至れ」みたいな、覚えてる、ジッド、これも読んだからだ、読みたくないけど、確かに引用がぽっと頭に浮かぶのはちょっと楽しい。浮かばないより。
それに昔、ヒロトが「楽しいと楽(ラク)は違う」つったのも、思い出す。
でも、ヒロトは昔、
『ばってんロボ丸』(アニメ)のために、曲づくりを怠けて、
マーシーにテレビを捨てられたことがあるんだ。ってことも、僕は知っている。勉強したからね。
でもぶっちゃけ僕もアニメが見たいよ、アニメはみたくないけど、ゲームとかしたい。
至れねぇ。至らないやろうです。
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ここから7年後の追記。
本文が追記だらけで長いのでさらに追記するのも読み手に優しくなかろうが、上の記事の感想や思い出したことを書く。
まず、繰り返し書いてることだが、
自分で読み返して、面白い、ハッとするのはやはり、人の言葉をメモしてる部分だ。
最後の方で「勉強」について話してくれたゼミの先生の言葉は他にもまだまだ色々覚えている。その後、学内の雑誌作りに1年間携わった時はその先生が顧問で、話す機会があったし。
なんでだったか忘れたけれど、研究室にお邪魔し(鹿の首が飾ってあった……。)若者っぽく、心の内の鬱屈したものををぶちまけてしまったとき、
「でも自分のことは自分が一番わからないかもよ?」
や
「……大島はもっとすごい人に会った方がいいかもね」
などの言葉を覚えている。折に触れて思い出す。
なぜすごい人に会った方がよい(よかった)のか。
あまりに物事の見方が悲観的で、小さな型に嵌めがちで、やる前から諦めるようなところ、世界、他人や自分の可能性を低く見積もるところがあったからだろうか。
何をしても実感が湧かない。本気で好きなものがわからない。ない。などと言っていたから。
そんな惨めで狭い檻の中に自分を更に押し込めるような言葉で、
動かない自分をごまかして生きているわたしに、
そんなタルいこと考えもせず、動き、喋り、何かを実現させて行く凄い人を見て、
認識を更新しろ、ぶち破れ、拡げろ、ということだったのか。
それは正しい、正しいと思う。
凄かなくてもいいが、タルい人のままで終わる人生は嫌だなぁと思うので。