21歳⑪
TITLE: かわかみええこ
CATEGORY: 日常生活
DATE: 10/22/2011 23:54:55
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文体なんてものがあるのかしらワタシに?
ないかな、
ま、なんか、ちょっと感じ違うな久々やし。
でもね、でもちょっと、古川日出男と川上未映子は、面白すぎて、ちょっとマネしたく、や、マネしたくはないんですけど、気持ちええんですわ、文章が、リズムがあってね、気持ちええ、キモいんですわ。
ま、や、文章のかきかたちょっと変わってもね、書きたいことはなんかいっぱいです、今。でもちょっと、いつまでたっても怠慢やから、なんだかんだ、延び延びになってて、や、でも、なるべく、書く気はあるし、日に何回も決意するけれどそれ、やっぱ日に何回も決意している時点で、禁煙みたいなことになっていて、あーややこしい。
でもまぁ、ゴリゴリ書いていきたいしな。記録。
〜〜〜
川上未映子の『そら頭はでかいです、世界がすこんと入ります』(←この書名、調べずに書いてるから細部が違うかも)を、いっつも鞄のなかに忍ばせてた時期があった。
大学の先輩に本棚の中身が古いと言われてから、僕は志賀直哉とか夏目漱石とかトルストイとか織田作之助とか安部公房とか夢野久作とかから離れ(筒井康隆や太宰治は貶されなかった)舞城王太郎や佐藤友哉などのメフィスト系、川上弘美や小川洋子などを読み出した。先輩以外の周りの人の影響も受け、村上龍や金原ひとみ、姫野カオルコなども読んだ。
その後また、読書の趣味は色々変わっていくが、このとき、一等好きだったのが、川上未映子と古川日出男。舞城王太郎に、あと、極めつけが町田康。つまり、文体フェチだった。
読んでてすぐに伝染するような文体が好きだった。
かつ、全員もれなく、センチメンタルな文章を書く人たちだった。
(そして、それは加齢ともに変わっていくのだった)
わたしの一等好きな言葉は「どうして?」
なんて川上節は胸に響いた。
いや、
ではなく
や、
という、間投詞、
のちにこのブログでも、ずんずん出てくる、癖です。
ちなみに、文章の中に点をやたら多く使うのは、ぼくが触れた文体のなかでは、太宰治が一等初め。次に坂口安吾。