まわれアザラシ、棍棒よけて。

公演の宣伝用ブログ 兼 雑記

24歳②

TITLE: 光よ光よ光ちゃん! ピースボートで乱交パーティ!

CATEGORY: 日常生活

DATE: 02/01/2015 17:16:28  

 

ついさっきのことなんだ。
うちのMacが! 生まれて初めてネットと繋がったんだ! 
仲良く出来るかしら? いままでひきこもっていたうちの子は。

半年以上前に、真夏の渋谷を駆けずりまわって、よくわかんねぇけど都会的でフランクなMacショップの店員さんから、
よくわからないオプションを全て拒んでまで手に入れたMacちゃんが!

(マックショップのフランクさすごい好き! 喋り方とかぁなんかぁバックパッカぁー? ぽい? ステキ! でも機械に強いんだぜ)

とうとう繋がったよ。処女じゃん! 開通じゃん! 下品じゃん!

マックショップの店員さんって、その店員さん個人がどうとかじゃなくてまぁ妄想なんだけど、性に奔放っつーか、機械は冷たいけど、肌は熱いみたいな、命短し、がんがん行こうぜ! みたいな感じであって欲しいよね、
きっとジョブズも喜ぶよ、そんな風な社会って、あーヒッピーめ。
ヒッピーに対する愛憎が止まんない。来世こそはヒッピーになろう。ガンガン行こう! 草食べよう。草食のヒッピー。カモシカのようにツブな瞳をしています。今世はなんない! ガンガン行かない! 草、やんない!

つーかね、この、繋がったとたんに急に湧いてきたインスタントな愛情。
Macに対する、
ごめんねなんか、
今までずっと放置して、レポートやら卒論やら台本やらそういう文字的な情報ばかりにかかずらわせて、
すっかりワープロとばかり認識してたおれがいる。
他なんもしなかったもん。全部よその機械で済ませて、それの認識はフツーにパソコンで。

でもこれでやっと、学校のパソコンで黙々とTUTAYAのCDをコピーする男から脱却できるし、通信制限とか有るからYouTubeとかそんな見られないけれど、重要なメールとか送る度にネカフェに行かなくて済むぜ。もうコーヒーとか飲んでる場合じゃないときもいっぱいあって、ネカフェに対するイメージがあれです、完全にくつろげるところじゃなかったよ。

そう、通信制限ということは、Wi-Fi
人生初Wi-Fi! 
これでとうとうマクドやらスタバやら(いかねぇーなぁ、行くとしたらこのためばかりにだな)250円で永遠いられる近所のマイナーな喫茶で、ブログも打てるぜ!

すげぇ!
今、図書館からの返却催促電話がブンブン来つつ、CDプレイヤーからはDiskユニオンで100円で買ったスウェーディッシュな伝統音楽が流れつつ、すごい、和みと焦りが混交した空間になっている私はMacユーザーだしWi-Fi1遣いだしフハハこの世の春! ・・・・あー変換がわかんねぇなマック! フハハが「府派は」になる、Windowsだったら、「F7」で一発なんだが、がんがんメールが来る、ケータイ、マック、ブンブン振動してる、ヤバいなぁーネット! ヤバいなー乱交! スウェーディッシュ!

 

〜〜〜〜

スウェーデッシュといえば後ろにポップと付けたくなるけど、ここで聞いているのは

たしか無印良品のCD、パグパイプとかで演奏するトラッドなフォーク音楽だ。

それにしても「学校のパソコンで黙々とTUTAYAのCDをコピーする男」という描写は当時は全然気付いてなかったけれど、相当切ない。

学校を卒業後、図書館で借りたCDを延々とネカフェでCD-Rに焼く男に進化(?)するのだが、この世にどれだけCDがあると思ってんだ、たぶん、お前の寿命何千人分も収録されている音をそこまでして収集して保存したいか(どうせ、引っ越しの時とかに処分するのに)という感じだが、そのときはそうしたかったんだからしょうがない。

 

今だったら、聞くだけ聞いて、相当内容良くてもたぶん、そのままただ返しちゃう。なぜならCDーRってグッと来ないから。そのかわり、新品買っちゃうかもしれない。経済的には大打撃。これは進化なのかわからないが。ともかくそういう無駄な時間で何かを学べたのかもしれない。虚しさとか。形あるものはすべてなくなるのに、あの情熱はなんだったのか。「さよならだけが人生ならば、優しい優しい夕焼けと二人の愛は何だろう」(©寺山修司

 

あんま、進化してねぇなぁ。

まぁいいのだ。

 

そして、250円でいくらでもいられる喫茶店

この記事を見て存在を思い出した。

江古田の駅前の、日大の校舎へ行く前の道沿い、結構好立地の2階だかにあるのだけれど、ものすごく看板とか外に出てるメニューとかの感じがダサくて、いつも、ほとんど俺しかいない。という中国人の女の人が日替わりで経営している面白い店だった。

珈琲はうまくもなく、まずくもなかったが、やすかった。トーストが200円くらいだった気がする。

5年生(大学)のころ、個人的に在学中最後の企画だった公演の台本を毎日ここで書いてて、一時期すごい常連みたいだった。つか、あきらかに後半店員の態度が常連に対するものになっていて怖かった。

ここで書いた。書いた。書いた。

後半は少し上達した感じがしたが、公演が終わったらまた書かなくなり、この喫茶店にも行かなくなり、(あ、そう言えば、勉強会で一回人を連れていった。他に客がいないから。その割に店が広々としているから。やっぱ変な喫茶店なので皆反応していた。)

上達も終わって、またはじめる時はリハビリが必要な人生だ。だ。