まわれアザラシ、棍棒よけて。

公演の宣伝用ブログ 兼 雑記

22歳⑨

TITLE: めんどくせー、ばかにじゆうだ。

CATEGORY: 思ったこと

DATE: 09/11/2012 00:56:38 BODY: theピーズを聞いている。


「リハビリ中断」解散前の、ラストアルバム。
『反応ゼロ』から「めんどくせー、バカにじゆうだ、めんどくせーひどくじゆー!」「誰かをいじめるより、ねろ」

あら、いい気分。お酒でも飲みたいし。

明日は夜まで稽古だから、ブログなんて書いてる場合じゃない。
でもそれをいうなら、いつだって書いてる場合じゃない。でも、いい気分のときに書かなきゃ、文章なんて一生書けない。書いてる時ってたいていいい気分じゃないですか、読み返した時は、わからないけど。 

たまにいい気分になれるから、生きるかいがある。



「今日思ったこと」

稽古、真面目にやってよと言われた。
真面目のやり方が下手で時間がかかって申し訳ない。

額面通りに「まじめ」を考えてしまうと、どうして余裕や遊びを失いがちになる。
なんでも余裕だ、必要なのは。勘所を抑えつつ遊びたい。楽しさゼロ、目標、たくらみゼロでやりたくない。それは真面目でもなんでもない。

頭が何かで一色のときは、大抵ろくなものができない、「マジでやりましたって」いっても、「あっそう、でも違うよ」って結果んなったり、無意味だぁ、いま必要な真面目さは、その真面目さじゃない。

かといって、「真面目にやれ」ってダメ出し、すごくわかる、沁みる、ニュアンス、たくさんあるし、言葉。
「頭使えよ」に近い?

どうすれば良い結果になるか、頭だけは動かそうね、馬鹿野郎だから、考える必要は常にある。

〜〜〜

今は亡き(?)町田のレコファンで初めて、THEピーズのCDと出会った。ジャンク品(盤面に傷があり、再生できるか分らない。返品不可)のワゴンで『リハビリ中断』と「THE グレーテスト・ヒッツ2」を買った。2つ合わせて1000円もしなかった。

歌詞はとんでもなく暗いのに、曲が親しみやすくて、つい口ずさんでしまうような。即ハマって、他にもあった『とどめをハデにくれ』などを買おうと1日も開けず町田に取って返したが、ピーズのCDは全部売り切れていた。

 

それから、トモフスキーにもハマった。はじめは兄弟だなんて知らなかった。

こちらも曲がポップだった。

あまりに散文的な、意味の塊みたいな歌詞でも、空で口ずさめるように覚えやすいメロディがついていた。

 

そんなわけでピーズとトモフには長いことハマった。

 

(ピーズのヴォーカルの)ハルの発言で「ファンです」って近寄ってくるやつらの目が悉く死んでて、このままじゃいけないと思った、っていう言葉が、曲に慰められて、タラタラしている自分を少し覚ましてくれる。そういうところがあるのが、やっぱりちょっとすごい。

 

目は、今でもよく死んでると思う。

どうしても心が浮き立たないことがあり、そういうのは働いている時より、休日にある。

そうでなくなりたいと思い、良い映画を借りたり、良い本を買ったり、戯曲を書こうとしているはずなのに。

友達がいないからか。でも、そうでもないはず。友達がいないかいるかを決めるのはわりと主観な気がする。目が死んでると思っているのも主観だ。

天国にも地獄にも僕は暮らせる

 

それにしても稽古があるのはうらやましい。芝居の稽古をしている人間の目は死にづらそう。(でも稽古がある時は稽古がないのがうらやましい)