まわれアザラシ、棍棒よけて。

公演の宣伝用ブログ 兼 雑記

22歳①

TITLE: 皆さんお疲れ様です。

DATE: 06/16/2012 23:49:17

 

ヤリ逃げ、ヤリ逃げ。

今日は10時間ぐらい寝たので、それなりに体調がいい、が、まだ眠いね、眠くないときはないね、最近は学校のベンチで(流石に野外ではないっすよ)ずっと寝ているので、やばい人だと思われていないだろうか。しかし、体調はヤバイ、ゆるゆると回復していきたい。

外食とか、コンビニやマクドで売っている安いゴミを体に溜め込むのもそろそろ控えたい。食生活で体が作り変わるのに大体半年ぐらいかかるらしけど、
やはり自分でコトコト刻んだ菜っ葉、煮込んだ肉、味噌を溶かした汁などで体を構成したい。な〜んつってぱやぱや。

今日は芝居を2本みてきた。
五反田団の「宮本武蔵」と松田正隆平田オリザ演出の「月の岬」だ。
しかし、物足りない、お金がない一日だった。このお金がないことが今回の観劇体験にとっても絡んでいて、得難い経験だった、なんて大げさで能天気なことは言えないけど、金がないだけで、演劇とはこんなにもイライラする、価値のあるのかないのかわかんないものなのだ、と思った。

まぁ働かない、能のない、私が悪いのだけれど。悪いのかな? 悪くはないか、良くもないな。

演劇についてあーだこーだ言っている人がみんなサハラ砂漠に飛んでって、水を求めているのに、観た事もないような「新しいげな」演劇、を無理やり目の当たりにさせられて、演劇とか芸術とかすごく呪いながら死んでいく図を見たいなぁ、と、いまものすごく思った。さっきまでワンダーランドの批評文を読んでいたからだ、色々ふわふわした。難しげな文章を読んでいると、こう具体的かつ野蛮な憎悪がむきむき湧いてきて、下半身土に埋めて、突き出た頭がひしゃげるまで金属製のスコップがへにゃけて曲がるまで、執拗にいじめたいなという欲求がむきゃむきゃ、ま、やらないし、今だけの気分だけど。

散髪に行こうとして、
お金がないので諦めて、
なんで髪の毛如きに金を使わなければならないんだと思って、
でも少しでもカッコよくなってモテたいなぁと思いつつ、
髪の毛ぐらいでかっこよくなれるかアホ、と思って、ずぅーんとした。

散髪の予約を蹴ったので、朝、ヒマになって、初めてニコニコ動画に登録した。
野田秀樹の昔の芝居をチラチラ見た。「贋作・桜の森の満開の下」のラスト観て、うぉ、異常事態や! と思った。
だから今日観た芝居はいまいち色々薄かったのかもしれない、と思った。今、そう思った、後付け後付け。

しかし、あさ野田地図で蠢いた魂が、昼間夜間終始死んでたのは揺るがしがたい事実だしなぁ、
でも、まぁ、あくまで気分だから、感想。

芝居についてなにか書いたりするのって本当に難しいなぁ、
まず自分の抱いた感想が、自分で信用できない。

まぁ五反田団は考えるだけ無駄な気がするけど、
月の岬を見たあとの物足りない感じはなんだったんだろう? 

批判ではない。僕自身の価値観の狭さ、ものを知らない見かたゆえに、味わえなかったのではないか? 自分を卑下するわけでもなく、実感として、そんな疑問が今日はあった。

狭さから脱却するには、どうしたらいいだろう?

 

TITLE: 初フラ

DATE: 06/17/2012 22:15:22

 

通し券で見た、中野成樹+フランケンズがとっても面白かったので、今日はいい一日。
お金のこととか、ホントまじ色々感謝。

昨日はいらいらして、終始ダメだった。ごめんなさい。
お腹が減って、お金がないとあんなにダメになるんだなぁ、人は。

演劇とかっ、ってなってた。

でも、またお金がなくなると絶対なるし、

お金以外でも、
痴情のもつれとか、
各種疾患とか、
眠気とか、
なんでも大概の理由で、演劇(笑)とか、みたいになると思うし、ごく自然なことだと思う。

今日はとてもいい日でした。
これからもいい日がたくさんありますように。

たぶんありえない、から尊いよね、そういう願い。

 

〜〜〜

ぱやぱや?

そんな擬音、昔の歌謡曲か、大槻ケンジの文章くらいでしか見たことないぞ……!?

 

『月の岬』なんだかんだで、3、4回見ている。

なんであんなに人気があるんだろう?

日本人情緒的なところかなぁ。おれがピンとこない。

 

このときのナカフラは展覧会的に今までの上演作品の抜粋をしていたのだけど、

ブレヒトの『イエスマン・ノーマン』とか『海に騎りゆく者たち』『マクベスのあらすじ』他、色んな洋モノをポップに上演してて、日本人情緒とは無縁の爽快さで、それが凄く心地よかった。

 

五反田団も、ある意味、すごい日本人、というか、今の日本人っていうか、今のわれわれっていうか、ドメスティックでじめじめしてるし。

 

 

その、五反田団初の時代劇『宮本武蔵』を観るために、三鷹星のホールへの道を歩いているときに、金が全くなくて、飯を食うことが出来なかったがために、芝居を観ているとき、全然集中できなかった。そのこと自体にいらいらして悲しかった。

 

〜〜〜

でも、思えば、五反田団を集中して観ようとしているって、かなり喜劇的状況だ。

あんなに集中力の要らない芝居なのに。