まわれアザラシ、棍棒よけて。

公演の宣伝用ブログ 兼 雑記

21歳⑯

TITLE: 僕の大切なウォークマン

CATEGORY: 音楽

DATE: 10/30/2011 00:00:06

BODY:

「耳が悪くなるから、イアホンずっとつけているのはやめなさい。」
高校時代に言われたね。もう駄目だよオレは。

ずっとつけてるよ。ズットツケテルズ。

ボクのウォークマンは400曲ぐらいしか入らない。まじかよっ、まじです。
いや、買ったときは思ったんだ。「じっさい何度何度も繰り返し聞きたいような曲が、この世にそんなにあるか? 400で充分だいっ」…たしかに、一理ある。と、ずっと思ってたんだが、

ついに、400曲超えました、入れたい曲が。
つってもね、いまの400曲も噛みごたえあって、ふとした拍子に、たとえば、フジファブリックとか聞いているときに、あっ、こんな曲だったんだコレ? ぜんぜんまだ聞いてなかったんだな、ってことがあったりして。
たしかに、400曲で十分かもしれない。

でもしかし、今の400曲は、なんども、入れては消し、入れては消し、取捨選択をした上での400曲。
たとえば、全曲シャッフルしたとしても、あぁ、これはいい曲だよなぁって、なる奴しか入ってない。

自慢じゃないけどね、いやぁ〜。僕にとってはね。

イヤマジで、おんなじアーティストの曲を入れすぎなんだろうけど、成分濃いんだろうけど、いまちょっとシャッフルしてみた。

はじめが、ドーパンの「GAME」で、
次が、キヨシローの「メルトダウン」、andymoriの「投げKissをあげるよ」、フジファブリックの「タイムマシン」

いや、まじでまじでまじで、嘘ついてもしゃーないしこんなとこで、もうちょっと続けようか

くるり鶏ビュート(アルバム)から、「東京」世武裕子のcover。
「かこめ かこめ」ハナレグミ
「birthday」フジファブリック
「ヒコーキ雲」フラワーカンパニーズ
「コーヒーブルース」高田渡

あぁ、恥ずかしいな、なんかこれ、でも楽しい。シャッフルして、名前打つだけだし。

「スローバラード」キヨシロー…うぉ、まじかよ。 
「Ever lasthing lie」BUMP OF CHICKEN
「キラーチューン」椎名林檎、これもやばい。
「三日月」くるり
「追ってけ追ってけ」フジファブリック

マリーズがまだ一つも出てないなぁ、割合的に、いつでても、何回来てもおかしくないんだが、

(ここまで打って、もっかいシャッフル、※このト書きは↓の事態が起こったあと書き足しました。)

と、思ったら(書いたら)きた!まじでっ。まじでまじで、すげー、嘘みてぇ(ほんとだよ!)まじでまじでまじでまじでっ!! すげぇぇぇぇぇーーー!

「REBEL SONG」毛皮のマリーズ

やばい、やばいけど、この偶然による興奮は、ほかの人が読んでも、自分で読み返しても、伝わんねぇーだろうな。じゃ、次。

「花」フジファブリック

シャッフルって、一周するまで、おんなじ曲はでないとか、あるけど、ほかにも法則ある気がしてなんない。おんなじアーティストが連続することが多いし。

「Silencio」Serph あ、ちょっと毛色が違うのでた。歌なしは、少ないんだ。入れてもすぐ出しちゃう。なんかねぇ、わかりやすよねぇ、趣味が。

しかしね、最近歌なしもいけるようになってきたんだ。もともと、芝居の音響としては歌は入ってない方が使いやすいから、みたいな不純な動機で聞いてたから、いまいちつまんなかったわけで、

SAKEROCKとか聞いてると、あれって全部の曲に歌詞が存在するらしいね、発表しないだけで。(星野源はそういう作り方するんだって。全部の曲かは知らんけど。)それを聞いたときに、あっ、歌詞知らないでいるほうが、いろいろ想像できていいかも、と思えてからなんかインスト楽しくなってきた。

あとねぇ、やっぱ好きなジャンルの、音から、広げていくのがいいよ。
今日はね、neko眠るの「ENGAWA BOYS PENTATONIC PUNK」を買ったよ。いい感じです。

まだ、エレクトロニカはちょっと聞き慣れないんだけど、家で聞くというか、遊びに行く感じというか。しみこんでないな、まだ。

はい、「最夜」でました。クリープハイプ。かなり好きです、このバンド。セカンドミニアルバム買ったら、蔦屋で見つけて少しショックだったけど、応援してんだぜってことで。イバれるとこ何一つないが。

「サンダーロード」、もはや説明不要。
「Ca☆Na」モーモー・ルルギャバンが好きですっていったら、「ああ、そういう人ね」って反応が帰ってくる、ああ、どうなってるんだ、この世は。
「カオスダイバー」バックホーン。うーん、ちょっとカッコいいんだけどなぁ。お試し期間です。
「SEBULBA」踊ってばかりの国。世界の終りの3000倍好きだね。嘘かなぁ、別に嫌いじゃないもんあれも。興味がないだけで。で、このバンドも「そういうの好きなのね」って言われる。
「ばらの花」くるり

なんかねぇ、強く影響を受けてるね、はっきりいって地元の。人たちの。つくづくわかったよ。でもまぁ、好きだからねぇ。本当に。エレカシとかもくるかなぁ。

「愛と平和」まぁ、清志郎はずっと好きかなぁ。

ちょっとロックやパンクについて考えてみて、
僕はあこがれてるなぁって思って、
なんか全然、聞いてなくて、詳しくなくて、、
外国人のそういう人が、忍者とか、侍とかにあこがれる感じに近いのかも。(どういう人だ!?)

ぜんぜん、じっさいと違うもので、すごい単純化だったり、曲解だったり、なんか馬鹿丸出し。
でも、大体はそうだよねぇ。詳しいと思っていることでさえ(僕はないけど)その人なりのそれなんだろうな。

まぁ、だから、衝動だったり、単純化だったりするけど、それだけに純粋だったりしないかなぁ。なんか、外国人の考えた忍者のほうが全然強ぇーじゃんみたいな。早く成長する草を植えて、毎朝とび越す訓練とか、いらないし、忍者には。

でも、最近それもどうかなぁって思ったりする。純粋な、キラキラした。あるいは血塗れの、それ。
「愛と平和」だぜ、素晴らしいよそりゃ、でもなぁ、
「オレは死ぬまでロックする、息の根の止まる時まで」カッコいいよ、でもなぁ、
原子力発電所が、建っている、さっぱりわかんねぇ、なんのため?」でもなぁ、

でもなぁって思う。嘘じゃんって思う。そんなの。わかってやってんだろ?
ま、でも嘘じゃんって思いながら、聞き続ける、いつか歌えたらいいなっと思っている。
ヒロトはなんであんなにカッコいいんだろぉ。
キヨシローは言えるんだ、「愛し合ってるかい〜」って。
世界中に自慢したいよって。美しいよな。わかってる上でね、それでも。

シャッフルはもういいか、こんなところで。まぁ、とにかく、今、じっさい、立証されたけど、何回シャッフっても、僕にとって大事な曲が出てくる。400曲の中で。これは、きっと幸福なことだろう。

そんで、いよいよ、それは、400曲を超えそうです。新しいウォークマンを買うかもね。
でも、今の400曲だって、ますます聞けるはずなんだ。
発見がたくさんあるよ。最近、ずっと聞いてた曲に、はってなる瞬間がある、時たま。

あぁ、こういうことか、こういうことだったのかもって。

こないだの会話。

ボク「あー、しにてぇな」
友「うん、しにたいよねぇー」
ボク「あ、でもおんがくあるよ」
友「あ、そっか、おんがくあるもんなぁー」

まぁ、しにたいってのは、あついね、みたいな感じでいってるんだけどね、






追記

最近買ったアルバム 中古が多い。

・Vivian boysのミニアルバム二枚。ファーストとセカンド。短すぎるだろ、詐欺。しかし、いい曲い揃い。
前野健太 「ファックミー」下北のいい感じの古本屋で流れていた。(ザ・スズナリの横の古書ビビビ、演劇関係の本多いし、文学にしても、なんか若者向けに厳選されててカッコいい。サブカル臭もぷんぷんする。おやすみぷんぷん。)歌詞がいい。宅録ってのもいい。なんかね。

あと、たくさんコピーした。なんか書くのは憚れるね。

オシリペンペンズ
0.8秒と衝撃
ワンツッシーゾンビ
ピロカルピン
アルカラ
イースタンエース
シロップ16g
ブルボンズ
とかが気になる。
誰かデータ送ってくんねぇーかな。スカイプ教えるんで。

あと、女王蜂、だね、やはり。エロい。エロこそ全て。

でも知らないところに、知らないバンドがうじゃうじゃいるんだろうなぁ。
もけもけのCD欲しいよ。っていうか突撃金魚観てぇ、せめて戯曲だけでも欲しいー。

明日は江古田で稽古だから早く寝ねぇと。
ツイッターか。
歯磨きwill

おやすみ(ブルボンズを聞きながら)

〜〜〜

時代を感じる。

400曲しか入らないのに、なんとかなったのは、何とアルバム単位ではなく、

アルバムのなかの①、②曲気に入った曲だけをウォークマンに移していたから。

 

しかし、まじで邦楽ばっかり聞いてたんだなぁ。

その後なぜか洋楽ばっかり聞くようになって、

ウォークマンは1時期、8000曲入るやつ、2つ持ってた。

でも足りなかった。

そんなに聞かへんやんけ?

お前何百年生きるつもりだよ? と言われたらそうなのだけど、

なんとなく、こいつを、このウォークマンのなかから外すのはなぁ、みたいな、

気持ちがあって、ついつい、聞かないものを大量に持っていた。

 

それは本と全く似てるんだけど、

本にしたって、聞かない(読まない)曲をいっぱいウォークマン(部屋の本棚)にためているわけだけど、

「それを捨てるなんてとんでもない!」系の本もいっぱいあって(まぁ、必要な時は捨てるけど)たまに整理して売り払ったりするけど、殆ど、形を変えなかったりする。

(つまり、新しく入ってきた奴らが、一番最初に出て行ったりもするが、大抵は新しく入っていったやつらも居残り、そこで年を取る。)

 

それは、それが入っているウォークマンと、入っていないウォークマンやと、頼りがいが違う、みたいな、守り本尊的な、あるだけで、精神的、創作的に、支えてくれる、みたいな若干信仰めいた不合理なところもあるけれど、

 

でも、やっぱ、数年前に買った本を唐突に読んだりもするから

(なんか、どっかで、その本の評判を聞いたり、その本と関連する本を読んだり)

あ、おれ持ってるわ。ってなると、すごく快適に暮らせるから、実利的にも無意味ではないのだこれが。

 

で、音楽に関しても全く同じなのだな。(←川上未映子的口調)

 

ニルヴァーナ聞いた後に、

ヴァセリンズ聞こうと思ったら、入ってる方が快適なわけやし。

 

って、そもそも今は配信があるから、ぜんぶ、時代錯誤な話なのか……?

 

いや、わりと、配信されてないものがいっぱいあって、本も全く一緒だ。

溜め込まず、必要なときだけ買おうにも、大抵は廃盤になっている。

 

中途半端にテクノロジーが発達した時代に生まれちまったものだなぁ。

(まだグーグルとかが全部の本をスキャンしたりしていない。)